冬の京都 3日目

朝の天橋立がどうなっているかわくわくしながら起床。松の上にも雪が積もっていたら…と思っていましたが積もっていませんでした。でも雪はたくさんです。

お風呂に入り、朝食。たまに吹雪くこともあり、今日の予定をどうしようか悩みました。伊根の舟屋を見に行くつもりでしたが、あまりに雪がひどいとＹＡＭを連れて行くのは大変なので。

でも電話で確認したら伊根湾めぐりの遊覧船、やっているとのこと。しかもだんだん日差しが！主人の「行く！」の一声で決定。

ボートで文殊から一の宮まで。5分ぐらいで到着できます。

ケーブルカーに乗って傘松公園へ。こちらからの天橋立の眺めを「斜め一文字」というそうです。

ちなみに昨日の「玄妙庵」の方からの眺めは、天に舞い上がる龍のように見えることから「飛龍観」。
ＹＡＭが眠ってしまったのでレストハウスで休憩。ここからももちろんきれいに天橋立が見えます。しかもあたたかい。そしてケーブルカーの乗車券を見せればコーヒーや紅茶などは200円に！
たっぷり休憩して外の展望所へ。「股のぞき」の名所なので、主人とＹＡＭはさっそく。天地が逆転して見えたかしら…。

1時間に１本のバスに乗り、伊根湾めぐりができる場所へ。

ところが到着したら「欠航です」って…。親切にバスから降りる前に舟屋の人が出て来て教えてくれましたが、ここまで来てしまったのでもう少し先で降りてお昼を食べることに。かなり寒かったです…。人もいないし…。その後歩いて舟屋を見に行きました。一階に船揚場などがあり、二階に生活のお部屋。吹雪いてました。ＹＡＭ、ブルブルです。私も…。

船に乗ることができなかったのは残念でしたが、これはこれで楽しい経験でした。寒さと乾燥でＹＡＭの唇、二箇所も切れてしまいました。リップ持参してあげればよかったです。

帰りももちろんバスは1時間に1本。停留所の前に喫茶店があったのでそこでバス待ち。ＹＡＭにはあたたかいミルク。喫茶店のマスターが「舟屋の今」についていろいろ話してくれました。残すのも大切ですが、老齢化の問題もあって大変だそうです。

バスで天橋立駅まで。旅館で荷物を預かっていてくれたので、ここで受け取りました。西舞鶴駅まで「快速タンゴ浪漫号」に乗りました。浪漫号だけあって、ビューポイントでは徐行や停止をして車掌さんが説明をしてくれます。のんびり旅にはとってもいいかも！

西舞鶴から京都へ。そして新幹線で京都から静岡へ。静岡も旅行前より寒さが増していました。

京都の人、親切な人が多かったです。電車でどこに並ぶかわからないでいると声をかけてきてくれ「こちらですよ」って教えてくれたり、ＹＡＭの足が出ていて寒そうだと「寒いからねぇ」って言ってずぼんの裾を下げてくれたり…。それにどのタクシーも観光案内をしてくれて。

寒いけど温かい旅となりました。

ＹＡＭには丹海バスのパズルマップと文殊堂の御守のお土産。パズルマップ、とっても気に入ってくれたようです。

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